2022年8月18日
破風板の役割とは
こんにちは!☀埼玉の屋根・外壁総合リフォームのリプロスです!
今回は破風板の役割とメンテナンスについてご紹介していきます。
破風板とは
屋根の切妻部分(雨樋の付いていない屋側の先端)、屋根の厚みにつけられた板のことです。
また、屋根の水平部分に取り付けられている同様の破風板は【鼻隠し】とも言います。
役割
防風・防水
破風板は屋根裏への雨水や風の侵入を防止する役割を担っています。
屋根は上から吹き付ける雨や風に対しては強い耐久性能発揮します。
ですが、下や横方向から吹き込む雨や風に対しては脆い。
防火
破風板は屋根の防火性も向上させる役割も担っています。
一般的に住宅火災は下から上に延焼する性質があります。
しかし、破風板があることによって炎を遮りが屋根裏まで到達するのを遅らせます。
雨樋の下地
破風板は防風・防水、防火対策が最大の役割ですが、現在は雨樋を設置する下地としての役割も果たしています。
メンテナンス
塗膜の剥がれなどの劣化の進行具合によって、メンテナンス方法が異なります。
破風板のメンテナンス方法は、主に「塗装」「金属板金巻き」「破風板交換」です。
塗装
塗装によるメンテナンスは、どの素材の破風板であっても行うことができます。塗膜が剥がれているなどの劣化症状がある場合は、早めの塗装をおすすめします。
劣化し始めた破風板は、塗装することにより耐久性や化粧性、防水性の向上が期待できます。
ですが、防火性能は向上しないため注意が必要です。
金属板金巻き
金属板金巻きは、塗装に比べ耐久性や化粧性、防火性能の向上が期待できます。
木材の破風板は、耐久性が低いため、ガルバリウム鋼板と呼ばれる金属板を破風板に巻き付けることで耐久性を高めます。
破風板交換
破風板の塗膜が剥がれていて、なおかつ下地も脆弱に傷んでいる場合は、破風板の交換が必要になります。
通常、破風板の交換の際は耐火性の高いセラミックスやセメントの複合材などの窯業系の破風板が使用します。
窯業系の破風板は、耐久性や化粧性、防火性能、メンテナンス性において最も優れています。
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