2022年12月3日
外壁塗装はDIYできる??
こんにちは!☀埼玉の屋根・外壁塗装総合リフォームのリプロスです!
今回は、外壁塗装のDIYはできるのかについてご紹介していきます。
実際にただ塗るというだけでしたら外壁塗装のDIYを行う事自体は可能です。
しかし、結論から申し上げますと外壁塗はおすすめできません。
外壁塗装のDIYがおすすめできない理由
➀危険
家の高さは、2階建てで7~9mほどもあります。足場を個人で借りるとなるとおおよそ20~25万円もします。
DIYではハシゴや脚立を使用する方が多いのですが、しっかりと固定されていないなどの理由から倒れて怪我をする可能性があります。また、屋根の塗装をする際に落ちる方もいます。
②時間とコストがかかる
外壁塗装をDIYすれば、一見簡単にできてなおかつ安く済むというイメージがありますが、正しい塗装工事をしようとすると準備するのは塗料だけではありません。
高圧洗浄機や養生など一式揃えるだけでもお金と労力がかかります。また、専門業者に依頼すれば2週間ほどで終わる工事も1人で行う作業となると早くとも2~3カ月はかかります。
③専門知識がないと正しく塗装出来ない
専門知識がない方が塗装してしまうと下記のような現象が起こってしまう可能性があります。
起こり得る現象
1.塗膜剥離
使用する上塗り材専用の下塗り材を使用しなかったり、下塗り材の塗布量不足、下地処理が十分に行えていない事により塗膜が剥離してしまう現象の事。
2.白亜化現象(チョーキング)
塗膜成分(合成樹脂や顔料)が劣化して塗膜表面に微粉がゆるく付着したような外観になる現象。外壁に手を当てた時に、白っぽい粉が付着してしまう。
高圧洗浄が不十分であったり、しっかり行えていても乾燥時間が不足していた・塗料を規定より薄めてしまっていたり、攪拌が不十分だった・雨の日や湿度が高い日、推奨気温を気にせずに塗装をした・使用する上塗り材専用の下塗り材を使用しなかった・各工程で十分な乾燥時間を設けなかったetc…
上記項目に1つでも当てはまってしまうと、塗料の耐候年数よりも早く白亜化現象(チョーキング)が起こってしまいます。
3.塗膜の白濁
塗膜が十分に乾燥する前に雨や結露など水分の影響を受けるとその水分を吸収してしまい塗料の状態に戻ってしまう事で(再乳化)、その箇所が白濁(白い点々が付く)してしまう現象の事。
4.塗膜の膨れ
外壁内部に水が侵入し、それが蒸発する際に内部で膨らみを作ってしまい塗膜が水膨れのように膨れてしまう現象。
使用する上塗り材専用の下塗り材を使用しなかったり、下塗り材の塗布量不足により起こり得る。
5.仕上がり(光沢)差
仕上げの際のローラーの方向が異なっていたり、塗装の際の付着する塗料の量が違う事で正面や斜め方向から見たときに光沢が異なってしまう事。
まとめ
外壁塗装のDIYはおすすめできない理由についてご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。
塗装工事は、専門知識や技術がないと綺麗に仕上げられない為建築業の中でも難しい業種と言われています。その為、外壁塗装をする際は是非専門業者へご依頼ください。
またご自宅のお困り事などありましたら、お気軽に無料見積もりまでご相談ください😊